安倍首相の 中東訪問 8月の日程情報。
安倍総理大臣は夏休みを終え、8月21日から公務を開始。
安倍首相は
8月24日~29日にかけ、
バーレーン、
クウェート、
カタールの中東3カ国と、
東アフリカの
ジブチ、
計4カ国を訪問予定。
このうち、バーレーンとジブチは、
日本の首相として初訪問となります。
主な目的は、狙いはインフラ輸出や石油など資源の安定確保。
エネルギーの安定的調達に向け、原油輸送の安全確保や、
アラビア半島周辺の海賊問題などに向け、積極的に協力する考えを表明、
企業幹部が同行しインフラ輸出を進める狙いもあります。
総勢50人規模の企業幹部が同行し、
カタールでは再生医療施設建設で合意するほか、
米倉弘昌経団連会長らと共に「ビジネスフォーラム」を開催。
淡水化プラント、地下鉄システムなどのトップセールスも各国で展開する予定。
安倍首相は
24日にバーレーン、
25日にクウェート入り。
27日は海上自衛隊の海賊対策活動の拠点であるジブチで海自部隊を激励。
同日中にカタールを訪れ、
29日に帰国予定。
安倍首相は4~5月にもアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを訪問。
時間を置かずの中東訪問第2弾で、中東重視の姿勢をアピール。
「中東は誠意とメンツを特に重んじる地域」(石油連盟)とされ、
首相が自らが乗り込む意義は大きいという。
そして、中東訪問のもうひとつの大きな目的は、
来月に開催地が決まる
「2020年オリンピック」の東京招致です。
安倍首相は2020年のオリンピック東京開催に向け、
投票権を持つ中東諸国のIOC(国際オリンピック委員会)の
委員への働きかけも行う考えです。