堺市長選挙 情勢
日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)は、
9月15日告示、29日投開票の堺市長選で正念場を迎える。
最大の争点は大阪府と大阪、堺の2政令市を統合、再編する「大阪都」構想。
推進を掲げる維新の会新人の西林克敏・堺市議(43)と、
反対している無所属現職の竹山修身氏(63)の事実上の一騎打ちとなる公算。
維新の会が敗れれば構想実現は厳しくなり、
国政での橋下氏の存在感低下も必至なだけに、総力戦で臨む構えだ。
大阪維新の会は19日の全体会議で、西林氏の支援態勢を決めた。
大阪維新の会は、昨年9月に結成された日本維新の会の母体で、その後も地域政党として存続している。
全体会議では規約を改正し、これまで首長や地方議員だけだったメンバーに、
大阪選出の日本維新の会国会議員らの加入も認め、堺市長選に注力する態勢を整えた。